専業主婦でもローン一本化できる?


専業主婦は、結婚したら家庭に入り、夫の内助の功、家庭の番人、子育てをするという結婚した女性が本来あるべき姿。

 

現状では家事を放棄したいがために仕事に無理やりついたり、計画性の無いマンションや住宅を購入してその住宅ローンの支払いのために働き、子供は放任主義といった名の「ほったらかし」、夫も夫と見ないといった間違った方向の進んでいるような気がします。

 

しかし、専業主婦ほど過酷な労働はないでしょう。

 

356日休みなし、24時間営業とまるでコンビニエンスストアのような労働形態を持っていながらも、その労働に対する対価などほとんどないというのですから、これを常に行っている専業主婦ははっきりいってどの職業よりも立派だと思います。
しかし、金融機関での価値観は全く違います。

 

そんな苦労も知ってか知らずか、金融機関などでは「無収入」の人間として扱われてしまうのです。

 

夫がいるということと家庭に入っているということで地位としてちゃんとしたものを持ってはいるのですが、結局は金融機関などからすれば、ニートなどと同じ扱いをされるのです。

 

専業主婦は基本的に借金できない

 

基本的に専業主婦は借金できません。
もちろん例外として専業主婦でもお金を貸してくれるところはありますが、基本的な考えから言うとかなり厳しい状態といっていいでしょう。

 

専業主婦が借金できない理由

 

お金を借りるということはそれを段階的に返済していかなければならないということです。

 

返済するためにはその人間にそれなりの収入がなければならないということになり、現金収入が全くない専業主婦や時々パートやアルバイトに出るといった感じでお小遣い程度の収入しかない主婦ではそれができない、難しいだろうということで借金ができないようになっています。
貸しても返してくれないのであれば誰も貸すはずはありません。

 

それからこれは消費者金融や信販会社などでの話となりますが、貸金業法で決められた総量規制によっても専業主婦は借金ができないようになっています。
総量規制では年収に1/3までしかお金を貸してはいけないいということが決められており、収入が全くない専業主婦は「収入ゼロ=貸すことができる金額ゼロ」ということになり、借り換えローンやおまとめローン以前にお金を借りることができません。

 

専業主婦がお金を借りられる例外

 

収入が全くない専業主婦が借金をすることができない、借り換えローンやおまとめローンと行ったものを使うことができないといいましたが、実際には専業主婦でもそれらのローンを組むことができています。
それを実現しているのが「配偶者貸付」という制度です。

 

通常、借金とは個人レベルの契約であって、その個人の収入や仕事などからお金を貸すべきか、貸さないべきかを判断することになるのですが、この配偶者貸付という制度によって、専業主婦個人ではなく、「夫と一つ」という見方がされ、夫の年収と奥さんの年収をあわせた金額が奥さんがお金を借りる時の年収として考慮されるというものです。

 

※例えば、

・夫の年収:800万円
・妻の年収:100万円

 

だったとしたら年収は900万円として見られることになり、総量規制においても1/3の300万円まで許されるということになります。

 

もちろん上記の例の場合で奥さんが専業主婦で全く現金収入がなかったとしても

 

・夫の年収:800万円
・妻の年収:0円

 

ということで年収800万円、総量規制では、約265万円まで借りることができるということになります。

 

消費者金融や信販会社系で「専業主婦でOK!」などとうたっている商品はほとんどがこの制度を用いたもので、専業主婦でもお金を借りることができる、借り換えローンやおまとめローンを利用することができるということになります。
ただ、現実的に見ると大手の消費者金融や信販会社となるとこの制度を用いても「信用ならん」ということで専業主婦には一銭も貸してくれないといったことが多くなっているようです。

 

それからもう一つの例外が銀行系です。

 

銀行系も消費者金融や信販会社などと同様に返済のための現金収入がない専業主婦にはあまり貸したがらないのですが、総量規制の制約を全く受けない銀行系では、条件さえ合っていれば、ローンなどを組むことができるようになっています。

 

ただ、総量規制などと全く無関係といってもその制度を利用している形となっており、夫に安定した継続的なそれなりの収入があれば、お金を貸してくれるという形になります。
しかし、やはり全くの無収入の専業主婦にお金を貸すのはかなり危険ということで、いろいろな制約がつきます。

 

・金利が高い
・借入限度額が低い
など

 

特に金利の面ですが、こういった商品を説明する時に用いられる「年金利:4.6〜14.6%」などの数字の一番高い金利に設定されることが多いようです。

 

それから借入限度額なども仕事をしている主婦とは言えないような主婦の場合では、最初から50万円ぐらいの借入限度額が設定されることが多いのですが、専業主婦の場合では、10万円とか20万円といったかなり低い限度額が設定されてしまいます。
ただ、専業主婦目当ての商品は毎月の返済額をかなり安くしていることが多く、月々3000円とか5000円といった金額になることが多い。

 

総じてみると金利が高くて、毎月の返済額が安いということはそれだけ返済期間が長くなるということで、そして更に返済期間が長くなるということは利子がかさむということにもなります。

 

ただ、どうなのでしょう、借金の一本化を使用という方は既にそれなりの件数とそれなりの借入額があるということで、その借入額を専業主婦に特化したような借入限度額が低く、金利も高いローンに組み替える必要性や可能性があるのかどうかです。
現実的に見ると、専業主婦が借金をすることは何とかできますが、それを借り換えローンやおまとめローンとして使うのは少々難しいような気がします。

 

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